sitainasan’s blog

ここのブログはゆっくり茶番劇を投稿している人達に向けての物です

東方茶番劇 転生記 4話

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ぽつん、ぽつんと、洞窟の中の水滴が洞窟の中を反響する
俺は、さっきの幻術を使ってくる怪物を殺し、捕食した。

それで、奴の幻影の能力を手に入れた
が、どうにもここの洞窟の怪物たちには知能があるようにも見えた

もし、仮にここにいる怪物達に知能があるとするなら

罠を仕掛けるような、そんな怪物がいてもおかしくはない

俺は、暫く魔眼で辺りを索敵しながらあるいた

その瞬間

シュッ

そんな風切り音と共に一本のナイフが飛んできた

目の前には、誰もいない

当然怪物も見つからない

俺は、辺りを注意深く見渡す

ごく

俺は、唾をのむ

……

……

額からは汗がにじみ出る

ぽたん、ぽたん

水滴が辺りをこだます

俺は、岩の陰からキラリと光るナイフを見逃さなかった

俺は、一瞬で距離を詰め、一気に殺しにかかった

人型の怪物だった、だが、顔には何故か人間味があった

その表情はまるで、恐怖に染まったような顔だった

俺は、勢い良くを止められず、そのまま殺した

人型の怪物だったからか、俺の手は震えていた

前世で慣れたと思ったが、そうじゃないらしい

「ふう……」

俺は、息をつく

今までこんな感情なんて無かった

罪悪感は無かった

でも、俺は後悔をしていた

その感情が俺の今までを否定するような感じがした

俺は、誰であろうがためらいなく殺した

それが、最愛の人であろうとも殺した

「ふう……」

俺は、また息をつく

そして、食った

命を感じながら

……

……

……

俺は、さっき殺した怪物の能力を使っていた

どうやら隠密らしいが、自分より強いやつとかには意味がないらしい

なぜわかるんだって?

能力は、奪うと頭の中に使い方が流れてくる

だから、感覚的に使える

能力に目ざまたばかりのころは使い方は分からなかった

というよりは、知らなかった

能力を認知した途端に頭に使い方が流れてくる

まあ、大体こんな感じで使い方がわかってくる

隠密の能力はどうやら気配とかそんなのを抑えてくれるらしいが

俺の場合は殺すっていうのが強すぎに上手く殺気を抑えられないのが

今後の課題だな

まあ、それは俺の経験のせいだから何とも言えないんだよね

やり手の暗殺者

十六夜とかそのあたりは殺気を抑えるのに特化している

まあ、十六夜はそもそも能力のおかげだからそういうのは

あまりない感じもするが、まあ、その方が分かりやすくていいよね

あいつは、元暗殺者なだけあって、戦闘面でもすきがすくない

俺も現に戦ったから痛いほど実感している

俺の場合は、飽くまでも身体能力でゴリ押ししている
だけだから、暗殺術とかそういった類の物はからっきしだ

ん?

俺は、目の前のウィンドー画面にある文字が表示されていた

捕食者?

どういうことだ?

えーっと

捕食者の称号は、敵を食った回数が上がるほど、吸収率があがる……

どういうことだ?

俺の低能じゃあ理解できないようだ

えーっと?

今までは相手の能力を奪っていたが、体が耐えられなくなるから
レベルアップの上限を無制限にして、肉体も強くなる

これは、結構ありがたいな

何故なら今まで俺は、相手の能力を奪っていたんだが、実際体の反動がでかい

現に今も核邪が使えなくなっていた

今思えば、俺は薬づけにされてたから、核邪を百本を出せてた

まあ、そうだよな

よくよく考えたら体が強くなかったら俺あんなのできなかったよな……

学校ちゃんと行けばよかった

まあ、今更悔いても遅い

さてさて、話が脱線したが、核邪をまともに使うには
それに見合う身体能力が必要な案件ということなんです!

最初からこうやって説明すればよかった気がする……

まあ、いいや

それに、ちょうど目の前にいい感じの怪物の集団が集まってきたし

行くか

……

……

「地上の愚民どもを侵略して、我々月の民が支配する世界へ」

「あらあら、張り切っているわね」

「別にそういうわけじゃないです」

「まあ、頑張るのもいいけど、無茶はしないでね」

「はい、お姉さま」

……

……

……

「そろそろ、ここに降りてきそうね……」

「まさか、月の連中がここに攻めてくるなんてね」

「アンタなにしたのよ」

「出来れば、私だって戦いたくないわよ」

「まったく……」

「それで、本当に良かったの?」

「貴方はこの戦いとは無関係なのよ?」

「幻想郷を守るのが私の仕事よ」

「攻めてくるなら、私がひねりつぶしてやるわよ」

「幻想郷を守りたいっていう気持ちはみんな同じなんだぜ?」

「そうだみょん、私は弱いかもしれないけど、それでも、
ここは、私達の大切な場所何だみょん」

妖夢

「私は、お嬢様の守りたいと思う、ここを守るだけです」

「咲夜……」

「皆!行くわよ!」

「ええ!」